南米ブラジルのネグロ川中流の支流、Igarapé Daracuaの水中映像
ネグロ川の支流、イガラッペ・ダラクラの水中映像。 20分に渡り、終始水中映像が展開されるとても見応えのある映像です。 枯葉が大量に積み重なった環境で、恐らくこれは水没林だと思われます。 水は極めてクリアで、かなりの数の小型カラシンが泳いでいます。
カーディナルテトラが沢山泳ぐ中、日本では金線赤目と呼ばれるカラシンや、地味で特徴のないカラシンが群れで泳いでいるのが見えます。 よく見るとワンラインペンシルやマジナータスペンシルらしき姿も映っています。 そして、落ち葉の上に注目をすると、チェッカーボードシクリッドやアピストグラマが沢山泳いでいるのが見えます。 撮影者も気づいていないかもしれませんが、6:22あたりには落ち葉に身を隠すドラスの背中も映っています。
比較的手に入りやすい魚が沢山映っていますが、ここまで落ち葉が山積し、そこに有機物が沈殿した環境は、水槽内ではなかなか作るのが困難です。 しかし、なんとか維持することができるなら、この素晴らしい環境をワイルドアクアリウムで再現できるわけですから、挑戦してみるのも面白いでしょう。